非常用電源回路とは?

一般的な家庭の電源回路は家の外から、電気を引き込んで、家電製品を動かしています。

落雷や倒木などで電力会社側で停電が起こると、家の外から電気が供給されずに、家電製品が使えなくなってしまいます。

非常用電源回路とは、すでにある家庭の配電盤に発電機からの電源に切り替えるスイッチを作り、停電の時に発電機からの電気で家庭の家電製品を動かすことができる仕組みです。

発電機の能力や性能にもよりますが、一般的な家庭の状況で2500wの発電機を接続すれば、普段と同じように家電製品を使うことができます。

停電になると、給湯器が使えないので、お湯がでなくなるのですが、非常用電源回路では、給湯器も使えますので普段と同じようにお風呂に入ったりお湯を使うことができます。

非常用電源回路のメリット

スイッチで簡単に切り替えることができ、長時間の利用も可能。設置コストが低いことの3つが挙げられます。

非常用電源回路では、すでにある家庭の配電盤に切り替えスイッチを作り、停電時には発電機からの電源供給に切り替えることができます。

このため、電器製品を発電機につなぎ直す必要もなく、普段通りのコンセントにつないだまま使い続けることができます。

それと、停電して真っ暗な中、懐中電灯を照らして、延長コードを引っ張り、投光器やライトを設置する必要もなく、普段通りの照明が使えます。

また、太陽光発電では日照中のみ、蓄電設備では数時間も使えば、バッテリー切れとなる弱点がありますが、この発電機回路の場合、燃料補給することで長期間にわたって、発電を続けることが可能です。

蓄電設備などのバッテリーでは使い切ってしまうと新たに充電する必要があり、停電が長期間にわたる場合、充電し直すことが難しくなります。

これに対して燃料で動く発電機をつかった、非常用電源回路では、燃料の補給によって数日におよぶ停電でも電気を使い続けることができるのです。

そして何よりも、このような発電機は、持ち運びが容易な利点もありますので、非常事態だけでなく、電気の無い場所での仕事や農作業、アウトドアでも活躍してくれますよね。

非常用電源回路の設置コストは?

さらに太陽光発電や蓄電設備と比べ、設置コストが低いうえに、工事期間も短く、一般的な家庭でも、すぐに非常用電源回路を導入することができます。

実際に非常用電源回路の工事には、すでに発電機をお持ちで回路の工事だけの場合、平均して30,000円から40,000円程度のコストで設置することが可能です。

工事の期間も1日で完了。これなら、普段の生活を続けながら負担なく、非常用電源回路を導入することができます。

発電機をお持ちでない場合、2500wの発電機と工事がセットで17万5千円というお得なパックもご用意しています。

非常用電源回路の工事のご依頼は諸田電気商会までご連絡ください。